2026年05月06日-08日 熊野古道 小辺路 2泊3日

2026年のGWの後半は熊野古道小辺路を避難小屋泊 + テント泊で2泊3日で歩いてきた。

6日でGWを終える人が多かったようで、道中でほとんど人と会うことなく(同じ方向が1人のみ、逆方向が9人)、静かで快適な熊野古道を楽しむことができた。

1日目 25km (高野山 金剛峯寺 - 伯母子岳避難小屋)

前日は橋本のルートインに宿泊。

当日は6時45分からのレストランの朝食を頂き、7時31分に紀伊清水駅発の電車に乗車。

予報になかった雨が結構しっかり降った。

ケーブルカーに乗り継いで高野山駅。

高野山駅からのバスは金剛峯寺前で下車。

金剛峯寺を参拝してから8時50分に出発。

私以外に小辺路を歩くような服装をしている人は誰もおらず。

しばらく市街地を歩いてから小辺路の入口へ。

しばらくは歩きやすい道が続く。

10時20分に大滝集落に到着。

ここで初めて人とすれ違う。

登っていくと高野龍神スカイラインに合流し、車道歩き。

ここで同じ方向に進む方がいたのだが、この人がこの山行で唯一だった。

林道とトレイルを行ったり来たりしながら徐々に標高を下げ、大股に到着。

SR600でもPCとなっている看板で記念撮影。

自販機はペットボトルが全部売り切れだったため補給できず。

伯母子岳へ。

30分ほどで萱小屋に到着。

有志の方が管理してくださっている小屋で、なんと飲み物もある。大股の自販機で補給できていなかったので有り難く2本頂いた。

雨は朝に降ったっきりだったが、この日はずっと曇りで気温は上がらず14℃前後。

15時17分、約6時間半かけて伯母子峠の避難小屋に到着。

避難小屋には既に2名の先着者(いずれも逆方向)がいて、初めての避難小屋泊ながら楽しく談笑しながらしっかり休むことができた。

避難小屋内の気温は11℃〜12℃だったので、モンベルの#3の寝袋に包まってちょうど良かった。

2日目 34km (伯母子岳避難小屋 - 天水田)

5時に起床し、朝食を食べて荷物を整え、5時40分に行動開始。

夜が明けても相変わらず霧が多く、伯母子岳は眺望ゼロ。

伯母子岳頂上で引き返して本来の小辺路のルートに戻る。

2、3箇所ほど「携帯が使えます」看板があったが、Docomoは本当にギリギリ1本という感じ。

8時20分に三浦口まで下りてきた。

地図だと一瞬道が分かりにくくなるところがあるが、きとんと路面に標示があった。

橋の手前右側に自販機のある休憩スペースが。

ただこの自販機は新千円札に未対応で、昨日ちょうど(金剛峰寺の賽銭などで)小銭を使い果たしてしまっていたため補給できなかった。

水場もあるので水を補充してから三浦峠の登りへ。

10時20分に三浦峠に到着。外国人3人組(アメリカから1人、ポーランドから2人)と談笑。

三浦峠から標高を下げ始めると霧が晴れてきた。

12時20分に西中集落まで下りてきた頃にはだいぶ気温も上がってきた。

ここの自販機は新千円札対応(ただし新五百円玉には非対応)で助かった。

ここからは9kmほど舗装路歩き。

途中、個人商店があることは下調べしていたので、なにか補給食などを買えたら買おうと思っていたのだが、残念ながら臨時休業だった。

気温はぐんぐん上がって手元の温度計は27℃を示す中、14時20分に昴の郷に到着。

自販機で飲み物とアイスを食べたほか、出店でたこ焼きも売っていたので、店や地元の人と談笑させてもらいながら頂いた。

15時前に休憩を終え、果無集落へ。渡る橋は結構揺れた。

登っていると紀伊山地らしい湾曲した川がよく見える場所が。

また、西国三十三観音というものがあるらしく、観音菩薩像が点々とあったので拝みながら登る。

この日の宿泊地としては天水田ともう少し先の果無観音堂のどちらかを候補として考えていた。

16時に天水田に到着し、地面の状態を確認したところ問題なくテントを張れることを確認。

テントを設営して、34kmほどの長丁場となった2日目終了。

私の他にはテント泊する人はおろか、通過する人すらおらず、この景色を独り占めできた。

3日目 15km (天水田 - 大斎原)

夜中に何度かまとまった雨が降った他、すぐ近くをおそらくシカが歩いていた足音もしていたが、 テント内の気温は明け方でも18℃と暖かく、ぐっすり寝ることができた。

5時に起床して朝食を摂り、雨で濡れたテントを撤収して6時に行動開始。

夜中に降った雨のせいでこの日も標高が低いところには霧がかかっていた。

果無峠へ登る途中、もう一つの宿泊候補地だった果無観音堂に到着。

水場では大量の水が出ていて、水を補充してから登る。

観音様にお参りしつつ、7時前に果無峠に到着。

やはり3日目ということでだいぶ脚に疲労が溜まっていて、下りはかなり慎重に歩いた。

本宮を望める地点ではやはりまだ靄がかかっていた。

ゆっくりゆっくり下るうちに霧が晴れて、なんとか9時過ぎに八木尾まで下りてきた。

ここからは熊野川を見ながら、しばらく舗装路歩き。

道の駅があるので自販機でスポーツドリンクを補給。

少し舗装路を歩いてから山道に入ると中辺路と合流。

石畳のいわゆる熊野古道らしい道を淡々と。

事前の調べでこの「ちょっとより道」は良い眺望が見れる、ということなので迷わずより道へ。

写真だと分かりづらいが大斎原の鳥居が見えた。

コースに復帰して少し歩くと熊野本宮大社に到着。

しっかり参拝。

最後に大斎原の鳥居の下まで歩き、11時にゴール。

ついに熊野古道 小辺路を歩ききった。

ゴール後

新宮方面へのバスは12時15分で1時間余裕があるので、近くにあった定食屋で昼ご飯(唐揚げ定食)をいただく。

その後バスに乗車して新宮市街地へ行ったものの、ホテルのチェックイン時刻にはまだ早かったので、熊野古道と同じく世界遺産に登録されている神倉神社へ。

疲労が溜まった脚に神倉神社の石段の登り下りはキツかった。

せめて荷物を置いて登ればよかった。

ただ登った後の新宮市街地の眺望は素晴らしかった。

さらに少し時間があったので、天然記念物に指定されている浮島の森にも行ってきた。

この後ホテルにチェックインし、シャワーと洗濯・乾燥を済ませつつ、夕ごはんは何にしようか探していたところ、Googleマップで評価の良いお好み焼き屋を見つけたので行ってきた。

久しぶりのベッドでしっかり睡眠を取って、翌日特急で新宮を出発して帰宅。

6日までは人が多く混雑していたらしいが、ほとんど人と会うこともなく一人で淡々と歩くことができて大満足の小辺路だった。