Mathematica on Ubuntu 12.04 LTSで日本語関連のトラブル

Mathematica 8 Home Edition 日本語版をUbuntu 12.04 LTS 64bit版にインストールしたところ、

  • ディレクトリ、ファイル名に日本語が含まれるノートブックファイル(.nb)を開けない
  • ディレクトリ、ファイル名に日本語が含まれるとImport/Exportできない、FileNamesで列挙できない
  • ノートブック中に日本語を入力できない
  • $SystemCharacterEncoding、$CharacterEncodingが”EUC-JP”になっている

などの言語関連の不具合があった。

これから作るノートブックは英語だけで書けば済むが、今までに作ったノートブックファイルが開けないのがつらい。 一応Wolframのサポートにはメールを出したが、期待できそうになかった。

/usr/local/Wolram/以下のファイルで関係有りそうなものを試行錯誤していじった結果、以下の方法で対処できたのでメモ。

  1. /usr/local/Wolfram/Mathematica/8.0/Executables以下の起動用スクリプトファイルMathematica、mathematicaの「LANG=ja_JP.eucJP」を「LANG=en_US.UTF-8」などに適当に変更orコメントアウト
  2. /usr/local/Wolfram/Mathematica/8.0/SystemFiles/CharacterEncodings/UTF-8.mの内容をISO8859-1.mにコピー

$SystemCharacterEncoding、$CharacterEncodingは”ISO8859-1”になってしまうのが気持ち悪いが、とりあえず実用上問題がなくなった。

あとは本当にISO8859-1の文字コードで書かれたファイルを読み込むことができなくなってしまうが、扱う機会はないので良しとする。


Oct. 7 2016 追記

4年越しにWolfram Researchから連絡が来た。

In May 2012 you reported an issue with Mathematica wherein Mathematica was unable to open files from folders with non-English cahracters in the name. We believe that the issue has been resolved in the current release of Mathematica.

Thank you for your report and we look forward to a continued, productive relationship with you.

ということで、「最新版のMathematica 11では上記の問題は解決されたはず」とのこと。