2022年07月22日 SR600 富士

日本縦断以来、握力が回復するのを待っていたためしばらく長距離を走れていなかったが、ようやく走れそうなところまで回復してきたので、リハビリとしてSR600を走ることに。

京都と富士の2コースを出走連絡しておき、天候が良さそうな富士を出走した。

区間 地点 距離(km) クローズ時刻 到着時刻
スタート 高尾駅 0.0 - 07/22 06:00
PC1 山伏峠 45.5 - 07/22 08:57
PC2 めがね橋 133.2 - 07/22 14:08
PC3 日本国道最高地点 207.8 - 07/22 20:36
PC4 道の駅北信州やまのうち 234.6 - 07/22 21:25
PC5 菅平高原 269.5 - 07/23 08:49
PC6 信濃国分寺 295.2 - 07/23 09:58
PC7 道の駅美ヶ原高原美術館 332.2 - 07/23 13:42
PC8 女の神展望台 378.1 - 07/23 17:01
PC9 メルヘン街道最高地点 400.2 - 07/23 18:42
PC10 JR鉄道最高地点 436.6 - 07/23 20:30
PC11 芦川駅 489.4 - 07/24 06:26
PC12 長池親水公園 541.1 - 07/24 10:02
フィニッシュ 高尾駅 603.2 - 07/24 12:31

1日目 (スタート - 243km)

前日は八王子駅近くのホテルに宿泊しておき、5時30分にチェックアウトしてスタート地点まで走り、6時ちょうどに高尾駅で写真を撮影しツイートしてからスタート。

この日は午前中に弱い雨が降るという予報で、スタート直後は晴れていたが、1時間ほどすると雨が降ってきたのでバス停でレインウェアを着込む。

雨はそれほど強くはならないが、路面はウェットなのでスリップに注意しつつ最初のPCに到着。自動車が来ないタイミングで撮影。

その後、雨が止んだのでレインウェアを脱ぎ、関東平野の縁辺を北上。

強い日差しが照りつけて非常に蒸し暑いので、2回ほどコンビニに入ってアイスを食べて強制冷却。

横川を過ぎて碓氷峠への登りに入って少しすると、PC2のめがね橋に到着。

さらに登っていると、野生のキツネが道路のど真ん中に佇んでいてビックリ。

交通量が少ないとはいえ、飛ばす自動車もいるのに怖くないのか?

エキノコックスが怖いのでそのまま通過した。

碓氷峠は木々が日差しを遮ってくれるおかげであまり暑さを感じずにクリア。

軽井沢で少し下って、再度コンビニでアイス休憩したのち、北軽井沢に向かって再び登坂開始。

あまり路面が良くなく、また交通量も多いので気を使いつつ、なんとか頂上へ。

そこから大津まで一気に下り、標高が下がって、あまりの暑さにコンビニにピットイン。

表から見えない店の裏の日陰で少し寝っ転がっていたら、監視カメラがあったらしく心配した店員さんに声をかけられてしまった。申し訳ない。

そこから草津まで登って、また少し休憩。

白根山のほうは雲がかかっているのを見つつ、日没後暗くなり始めた渋峠への道を登り始めた。

標高1700mあたりまで登ったところで、案の定雨が降り始めたので、レインウェアを着込む。

標高2000mを越えると雲の上に出たようで雨が止み、淡々と登り続けて渋峠の頂上のPCに到着。

渋峠頂上の気温は14℃だったので、レインウェアはそのままダウンヒル。

しかし路面から靄が上がって非常に視界が悪く、道路の穴の発見が遅れることが多々。

一気に下って次のPCに到着。

中野市街地でコースから3kmほど離れた本日の宿、ルートイン中野に22時に到着。

近くにガストがあったのでたっぷりと栄養補給してから寝た。

2日目 (243km - 489km)

5時30分に起床して、前日買い込んでおいた朝食を摂ってから6時過ぎにホテルを出発。

長野県北部のみに雨雲がかかっており、本降りの雨の中しばらく進む。

菅平高原への登りに入ったあたりで雨が止んだのでレインウェアを脱ぎ、菅平高原の頂上に到着。

頂上を少し過ぎたところにコンビニがあるので補給して、上田方面へ下る。

菅平高原はちょうどよい気温だったが、上田では昼前なのに猛烈な蒸し暑さ。

道路脇にあるPC信濃国分寺で撮影。

市街地の緩やかな登りを登り、ビーナスラインに入る手前最後のコンビニで大休憩。

地元の自転車乗りさんと話が弾み、一緒にスタートしたものの登りの速度が違いすぎたので先にいってもらった。

ひーひー言いながら延々と登っていると、もうすぐ頂上、というところでビーナスラインらしい白樺の林が。

さらにもうひと踏ん張りして、頂上のPCに到着。

補給のためにルートを逸れて道の駅に行き、展望台から眺めてみたら、見事に真っ白だった。

道の駅のレストランで消化に良さそうな蕎麦を食べてからリスタート。

宿の最終チェックイン時刻23時に間に合うためにはグロス18km/hが必要な計算となったため、ここからは少し踏んでペースを上げた。

ビーナスラインを南下し、霧ヶ峰付近では晴れ間が見えて、今回のコースでは最高の眺望に。

ビーナスラインも有名観光地なのでずっと交通量が多く気を使った。

白樺湖には久しぶりにコンビニがあるので、次の麦草峠に備えて補給。

途中にPCがあるので撮影。

別荘地の間を抜けて国道299号メルヘン街道に入り、2019年の神奈川400以来となる麦草峠を淡々と登る。

少し薄暗くなってきたころに頂上に到着。

麦草峠から下って、一旦南牧村のコンビニで休憩してから、ふたたび野辺地駅まで登る。

PCになっているJR鉄道最高地点の石碑を撮影。

宿のチェックイン時刻に間に合うためには遅くとも21時にこのPCに着いていれば大丈夫だろう、という計算だったが、20時30分に到着できたので少し余裕ができた。

清里からは高速ダウンヒルなのでスピードの出し過ぎに注意しつつ快調に走っていたら、韮崎付近で局地的な豪雨に遭遇。

急遽コンビニの軒下でレインウェアを着込んで、蒸し暑さを感じつつ甲府盆地を走る。

宿の近くにはコンビニ等がないので、途中のコンビニで多めに補給。

芦川駅すぐ手前の宿に22時40分に無事到着。

3日目 (489km - フィニッシュ)

宿の朝食が6時開始だったので、5時30分に起床して着替えて準備して6時に朝食をいただく。

6時20分にチェックアウトして再出発。

やどからすぐのところにPCの芦川駅。

まずは精進湖方面への道を淡々と登り、途中で若彦トンネル方面に入って河口湖へ。

地元の学校の自転車部の練習コースになっているのか、若い集団に何回か抜かれた。

河口湖を回ってから山中湖へ少し登り、最後のPCに到着。

富士山はギリギリ頂上が見えた。

道志みちに入って山伏峠を越えるとあとはほとんど下り。

強い日差しと多い交通量に辟易しつつ、津久井湖まで下る。

最後は少し丘陵地帯のアップダウンをこなして、12:31に無事高尾駅にゴール。

時間は54時間31分。

ゴール後

前泊と同じホテルを予約していたものの、少し時間が早すぎたので、高尾駅前のコンビニのイートインスペースでアイスを食べて十分に体を冷やしてからゆっくりペースで八王子へ。

ホテルに到着したのはチェックイン開始時刻前だったが、前泊時に話をしていたので気を利かせていただいてチェックインできた。

登坂自体はそこまででもないが、交通量が多く精神的に疲れるコースだった。

今の所の主観的SR600コース難易度は

富士 > 上毛三山 > 紀伊山地 = 紀伊山地リバース > 奥入瀬 > 阿蘇 > 福島

かな。