2021年10月16日 BRM1009 近畿300 神戸VT 淡路監獄
本来は1月に開催予定だった神戸300VALE TUDE淡路山脈(別名:淡路監獄)。
延期により秋開催に変更され、N2BRMになったので出走日を選択可能になったのだが、都合により最終日に出走。
SR600を2本走っていたため調子が上がっており、時間は19時間32分とギリギリになったものの、余裕は残して無事完走。
区間 | 地点 | 距離(km) | クローズ時刻 | 到着時刻 |
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スタート | 兵庫県神戸市 ローソン 磯上通二丁目店 | 0.0 | - | 10/16 05:30 |
通過チェック1 | 三木防災公園 | 31.5 | - | 10/16 07:07 |
PC1 | 淡路ジェノバライン(明石港) | 52.5 | 10/16 09:39 | 10/16 08:04 |
通過チェック2 | 常隆寺 | 73.9 | - | 10/16 10:03 |
通過チェック3 | 鷲峰寺 | 88.0 | - | 10/16 11:13 |
通過チェック4 | 松尾山 感応寺 | 121.1 | - | 10/16 13:23 |
通過チェック5 | 道の駅 うずしお | 151.3 | - | 10/16 14:55 |
通過チェック6 | 柏原山北展望台 | 200.6 | - | 10/16 18:21 |
通過チェック7 | 原健三郎 銅像 | 241.1 | - | 10/16 20:42 |
PC2 | 淡路ジェノバライン乗り場(岩屋港) | 249.5 | 10/16 22:10 | 10/16 21:07 |
通過チェック8 | 三木防災公園 | 270.4 | - | 10/16 22:56 |
フィニッシュ | 兵庫県神戸市 ファミリーマート 神戸トアロード店 | 300.1 | 10/27 02:00 | 10/17 01:32 |
スタート - PC1
前日は新幹線で輪行し、新神戸駅前のANAクラウンプラザホテルに宿泊。
ホテルに着いたら出走手続きとして参加同意書を提出して、スタート時刻を選択。
コロナで減便されているためフェリーの時刻は7時30分の次は8時30分で、スタート時刻は5時から6時30分まで30分刻みで選択可能。
5時スタートで頑張れば7時30分の便に間に合うかもしれないが、間に合わなかったら1時間待つ羽目になる。
それくらいなら5時30分スタートで余裕をもって8時30分の便に乗る計画とした。
5時にホテルをスタートし、本来のスタート地点だったHATなぎさ公園で記念撮影。
N2BRMになってスタート地点が付近の3軒のコンビニから選べるようになったので、一番走行距離が短くなるローソンから5:30にスタート。
スタート直後に再度山への急登。
登り終えて走っていくと、別のコンビニから同時刻にスタートした元気いっぱいの2人に抜かれる。
信号で追いついたので同行させていただき、最初の通過チェックで撮影。
快調に走って8時4分にフェリー乗り場に到着。
確かに頑張れば5時スタートで7時30分の便に間に合ったとは思うが、時間に追われて精神的余裕がなくなるのは安全運転の面でも非常に良くないので、5時30分スタートで正解だった。
帰りにきっぷ購入の余裕がない事態に備えて、Twitterでのひであさんのアドバイスに従い、往復分を予め購入しておいた。
待っているとフェリーが到着し、乗船開始。
いざ、初めての淡路島へ。
PC1 - PC2 (淡路島)
フェリーでは5時スタートの生郎さんとMetal-Kingさんと同乗したので、同行させていただくことに。
到着してからは西海岸を少しだけ走行。
夕方から雨の予報なので、天気が良いうちにたくさん写真を撮影しておく。
平坦で快適な海岸沿いもすぐに終わり、内陸部に入って登り始める。
一部界隈で有名らしいかかし。
淡路島最初の通過チェック、常隆寺。
寺の手前は激坂。
少し戻って次の通過チェック、鷲峰寺へ。ここの手前の坂は、他と比較すればマシだった。
淡路島に特有の景色らしい、荒廃した竹林で記念撮影。
この後、コンビニで1回休憩を挟んだのち、相変わらず淡路島の中央部の細い道と集落を通って、やはり最後に激坂が待っている松尾山感応寺に。
ここの最後の激坂はどう考えてもロードのギア比ではバランスが取れないので押し歩いた。
その代わり景色はとても良かった。
この後は比較的平坦な市街地を通って西海岸沿いの道から西端の道の駅うずしおへ。
うずしおがほぼ半分の150km地点なので、貯金を計算すると、私は30分で生郎さんとMetal-Kingさんは0分。
ただし、ここから柏原山までの南岸平坦部では今回唯一の追い風のため30分程度回復。
前日の予報では最悪雨が降り始めてもおかしくなかったが、幸い登りの時点では雨に降られることなく柏原山入り口に到着。
途中展望台からの景色は良かった。
登っている間に日が暮れて真っ暗に。
石や枝、落ち葉がゴロゴロ落ちている悪路面を生郎さんとMetal-Kingを待ちながら、最後は押し歩きで登る。
なんとか柏原山の山頂展望台に18時20分に到着。
キューシートに「満面の笑みで」と書かれていたので、リザルト申請フォームには色んな感情を混ぜた笑みの写真を送った。
私はともかく、5時スタートの2人は帰りのフェリーは21時20分に乗らないとかなりまずい。
下りの路面は悪くなかったので、登りで失った少し貯金を戻しつつ洲本市街地まで下り、最初のコンビニで島内最後の休憩に。
休憩していたら予報より遅くなったものの本降りの雨が降り始めた。
雨雲レーダーによると弱まる予報だったので3人共雨具は着ずに再スタート。
予報では強い北風になる予報だったが、幸いほぼ無風だったので少しずつ余裕時間を増やしながら北上。
島内最後の通過チェックへの登りを登りきったあたりで、いきなり雨と風が強くなって襲ってきた。
写真を撮影したら雨具を着てからフェリー乗り場へ。
21時07分に到着。
予定通り21時20分の便に乗り込んで本州へ。
無事お勤めを終えて監獄から出所。
PC2 - ゴール
雨と前線通過に伴って気温が急低下したため、防寒具としてレインウェアを引き続き着て、下船後に明石から再スタート。
貯金がほとんどないためペースを上げたいMetal-Kingさんと、ペースが上がらず苦労している生郎さんの間を調整しつつ、緩い登りを走って最後の通過チェック。
途中、道路脇から「そこの自転車3人組、止まりなさい」と言われ、何だ?と思ったら、コース製作者のかたやまさんが登場。
カメラを構えられたので、苦手だけど思いっきりポーズを決めた。いろんな感情を込めて。
最後、ゴールまで3kmの地点、再度山からの濡れた落ち葉ばかりのダウンヒルを慎重に下っていたら、Metal-Kingさんが私の目の前でフロントを滑らせ落車。
幸い擦り傷だけですんだものの、引き続き慎重に下る。
生郎さんとMetal-Kingさんはゴールのコンビニでレジへ駆け込み、1:00のレシートを取得。ちょうど20時間。
私はそれを見届けてから1:02にレシートを取得したので19時間32分となった。
過去の300km最長記録(16:11)を大幅に更新したものの、3人で喋りながら走れてとても楽しかった。