2021年07月18日 渋峠(自走)

日本の国道最高地点、渋峠へ自走で行ってみた。

余裕があれば帰りも自走しようとか考えていたけど、あまりの暑さにヘバって、帰りは輪行した。

日付 出発地 到着地 走行距離(km) 走行時間 平均速度(km/h) 主な経路 景勝地
2021年07月18日 自宅 群馬大津駅 228.6 11:28 19.9 荒川, R17, R299 渋峠

だいたい12時間程度で渋峠頂上に到着できるだろう、と(安易に)考えて、午前2時過ぎに自宅を出発。

荒川CRに入ってからは、ライトアップされた岩淵水門へ。

気温も21℃〜24℃程度で走りやすい環境の中、そのまま熊谷まで荒川CRを北上。

しかし、夜〜明け方の荒川CRは蜘蛛の巣だらけで、またたく間に自分も自転車も蜘蛛の巣まみれ。

空も明るくなってきた5時前に荒川CRを離れて国道17号へ。

80km地点で最初の休憩。

この時点で日差しが強く、日に当たる部分は暑い。

日が昇るに連れて暑さは酷くなり、高崎市街地に入った頃には早くもヘバリぎみに。

高崎市中心部からR406に入って少し、115kmほど走ったところでコンビニで駆け込んで、アイスを買って体を冷やす。

再開したが、気温は上がる一方で、榛名山の西側の最初のヒルクライムもあって体温は上がる一方。

たまらず140kmほどのところで再びコンビニにピットイン。

R406の頂上までは地元の自転車乗りの3人グループと一緒にしばらく走ったが、下りで別れて私はそのまま県道377号線へ。

県道377号のトンネルはGarminの地図にはまだ入っていなかったが、トンネル内は気温が低く、北上する場合は下るだけなので体を冷やすことができた。

トンネルを出てすぐ八ッ場ダム。

草津へ行くk国道292号は2本あるが、登りは東の道の駅六合(くに)を通るルートにして、道の駅で昼食。

めんつゆまで飲みだす程度には塩分を欲していた。

道の駅を出たら、つづら折りを登って草津へ。

路面状態があまり良くなかったので、帰りでは西側のルートを使うことを決めた。

暑さで出力が上がらない中、えっちらおっちら登って、草津のセブンイレブンに到着。

渋峠に挑む前の最終補給。といってもほとんどアイスを食べて体温を下げることに注力していた。

意を決して渋峠を目指して登り始める。

標高を上げても気温が32℃〜37℃の間のままでちっとも涼しくならなかったが、その代わり景色はゆっくり楽しむことが出来た。

弓池を越えて少し下げ、万座三叉路で下げきってまた登るところで、空が曇り始め、気温が一気に37℃から22℃まで急降下。

「気温が下がるのが遅い!」と毒づきながらも再び登り始め、国道最高地点の石碑に到着。

自動車が多かったのでそそくさと立ち去り、最終目標地点の渋峠ホテルへ。

中の売店でソフトクリームを記念に食べた。

当初12時間で着くだろうと思っていたのが、結局12時間40分ほどかかってしまった。

この時点で帰りの自走を諦め、輪行で帰ることを決意し、体が冷え切らないうちに再出発。

復路では日本国道最高地点の石碑付近で、人が少し少なくなっていたので、記念撮影。

その後はオートバイと自動車に挟まれてしまったので、景色を見る暇がなく、安全運転で草津まで。

コンビニでちょっとだけ休息したあとは、事前に決めたとおり、西側のR292を使って吾妻線沿いに下る。

群馬大津駅が一番近かったのでそこに行ったら、簡易改札もない無人駅。

舗装された駐車場もなく、かろうじて舗装されていた踏切横の歩道を使ってぱぱっと自転車を分解して輪行袋に収めた。

吾妻線は本数が少ないが、運良く8分後に高崎まで直通する電車がやってきたので、4量編成の最後尾に乗った。

高崎からは新幹線にしようか迷ったが、上野駅の新幹線ホームは地下深くてちょっと疲れるので、普通列車のグリーン車に乗って帰宅した。