2009年09月18日〜20日 高森(長野)

9月の連休(シルバーウィーク)を利用して、農作業の手伝いも兼ねて祖母宅まで自転車で行くことにした。

中山道経由も考えたが、ルートとしてはまずは甲州街道から伊那路を辿ることにした。

1日目

前日夜に京都より帰宅してから体調が万全とは言えなかったものの、天気予報を見るとなんとか雨は降らない模様。

出発を1日延期すると道路の混雑や宿がとれないことが予想されるので、多少悩んだが朝9時30分に出発を決意。

とりあえず1日目は笹子峠(旧笹子トンネル)を超えて勝沼を目安に、できれば甲府まで、少なくとも大月までが目標。

自宅を出て春日通り、山手通り、甲州街道とだいぶ慣れた道を進む。

大体予定通り昼ごろに高尾に着いたので、安くすますためマクドナルドで100円のもののみを注文して昼食にする。

その後大垂水峠(392m)を超え、去年は目的地であった相模湖も通過し、100kmポストも通過した。

大月市に入った時点で、ずっとGPSのログを取らせていた携帯電話のバッテリ残量表示が1つになったため、電源を切る。

15時を過ぎた時点で走行距離は100km近くなり、足も疲労が溜まってきて上り坂がきつくなってきた。勝沼までを目標にしていたが、これから夜の笹子峠に挑むのは危険と思い、初狩駅付近で宿が取れたら1日目の日程を終了し、どうしようもない場合のみ新笹子トンネルを突っ切ることに決める。

初狩駅のすぐ前に旅館があることは調査済みだったので、連休前で予約がいっぱいの可能性も覚悟して今夜宿泊できるか尋ねたところ、他に宿泊客はいないので大丈夫、との返答を得た。1泊夕食付で5200円。安い。1日目は初狩にて終了。

  • 走行距離:99.99km
  • 走行時間:4時間40分38秒
  • 平均速度:21.3km/h
  • 最高速度:53.0km/h

2日目

さて、前日の目標であった笹子峠超えを2日目に延期してしまったので、2日目は距離を稼がねばならない。旅館の朝食をなしにした理由はこのためで、朝7時に出発し、ファミマでおにぎりと糖分補給用の菓子パンを購入して朝食とし、笹子峠に挑む。

さすがに甲州街道の最難所と言われるだけあり、急勾配で休憩をはさまないと1km進めない。 登る途中で、矢立ての杉なるものの案内を見つけたので自転車を降りて寄ってみた。 うまく写真に収められなかったでかい。屋久島の縄文杉というのはこれより大きいのか。

で、標高1000mを超えてようやく旧笹子トンネルに到着。

この旧笹子トンネルは古いだけあってランプがなく、真っ暗で路面の状態がまったく見えない。

びくびくしながらもトンネルを通過。上の写真は勝沼側から撮ったもの。

旧笹子トンネルを通過してからは、勝沼・塩山を通過し、標高約250mの甲府盆地まで一気に駆け下る。 苦しいヒルクライムをしてまで峠を攻めるのは、ただこのダウンヒルにあると言ってもよい。 速度は軽く50km/hを超える。 交通量がほぼ0なのでコーナーのたびにアウトインアウトを意識してみたり。 もちろんカーブミラーはちゃんと確認している。

甲府盆地でも国道20号をそのまま進んだが、路肩が狭いものの片側2車線なので自転車でもそれほど危険を感じることのなく快適に走れた。 この日はあいにくガスが多く、富士山もきれいには見えなかった。

しかし、このツーリングの1番の難関は甲府を過ぎたところから長野県富士見峠まで延々と40km以上続く登坂だった。 その上、現役時代(おそらく高校時代)から痛めていた右膝が痛み始め、フロントギアをインナーに落とす。 平均時速も15km/h程度がやっと。この膝の痛みとこの先ずっと闘いながら走ることとなった。

韮崎付近を通過した時にちょうど正午になったので、何か飲食店を見つけたら昼食休憩をとろうと思っていたが、韮崎付近にはまったく店がなかった。 しかたなくセブンイレブンで昼食を調達し、駐車場で食べた後に再出発しようとしたら、今回初めて同じ方向に行く自転車野郎と並んだ。 その人の自転車とウェアを自分のそれを比べて、ルイガノの6万円のクロスバイクでツーリングしているのが恥ずかしくなってきた。 その人は膝の痛みで平均速度が20km/hを超えない僕をあっという間に抜いていった。 いや、膝が痛くなくても抜かれていただろうけど。

とはいえペダルを回す限りは前に進む。 国界橋を超えて長野県に突入し、本日2つ目の峠、富士見峠を超えれば、諏訪湖に向かって駆け下る。

諏訪IC付近に到達した時点で時刻は16時前。

そろそろ宿を確保しなければならないので、IC付近にあるビジネスホテルに突撃するも、連休初日だけあって悉く満室。

とりあえずインターネットカフェがあることは確認したが、できればちゃんとしたところで寝たいので、携帯電話で楽天トラベルにアクセスし、検索をかけてみると、諏訪湖の先の岡谷にあるホテルオークニに空室があるとの情報を発見。

さっそく電話をかけて予約を取り、諏訪湖畔のジョギング・サイクリング コース(さざなみロード)を経由して向かう。

18時30分に宿に到着し、チェックインの手続きをした後、近くにあったファミレスで夕食をとる。

ちなみにこのホテルオークニは素泊まり5500円、朝食を付けて6300円。

翌日には膝の痛みが治っていることを祈りつつ、アミノバイタルプロを飲んで眠る。

  • 走行距離:119.52km
  • 走行時間:6時間25分52秒
  • 平均速度:18.5km/h
  • 最高速度:55.8km/h

3日目

朝、目が覚めたら膝の状態を確認。

案の定膝の痛みは治っていなかった。

でも今日は基本的に天竜川に沿って下るだけ。

ホテルで朝食をとったのち、9時過ぎに出発。

辰野まではせまい県道を走らざるを得ないが、交通量も甲州街道に比べれば少なく、基本的に下り坂なので問題ない。

辰野からは一気に伊那谷が開ける。

典型的なV字谷の木曽谷と違い、伊那谷は天竜川が作る河岸段丘によって平地部分が広く、中央アルプスと南アルプス、およびその手前に見える伊那山地などの山々に囲まれた眺望が素晴らしい。

天竜川の堤防道路をひたすら快走。

ただ、この堤防道路の状態は駒ヶ根市に入るところから徐々に悪くなり、未舗装路に変わったり、道が途切れたり。

行き止まりに当たって上流に遡る気が起きなかったのでシクロクロス競技よろしく自転車をかついで田んぼの畦道や側溝を飛び越えたりもした。

が、もはや膝の痛みは右膝だけでなく左にもおよび、歩行すら覚束ない。

なんとか走っていたものの悪いことは続くもので、サイコン(自転車の速度計・距離計)の表示が突然おかしくなり、記録を取れなくなる。

単なる電池切れかと思ってコンビニで電池を交換したが、直らず。

走行中に何回か落下してしまったことがあるので、その影響だろう。

最悪走行距離はGPSログからとればいいやと考え、その後30km程度走ってようやく目的地の祖母宅に到着。

到着後携帯電話を開けてみたら、GPSは測位失敗していた。

  • 走行距離:74.45km(途中までのGPSログ+手動)
  • 走行時間:??
  • 平均速度:28.2km/h(駒ヶ根まで)
  • 最高速度:59.9km/h(同上)