2022年01月08日 BRM108 近畿600 姫路 しまなみ新春ライド

2022年最初のブルベは久しぶりの600km。

0時に姫路をスタートするしまなみ海道往復コースで、Garmin読みで最低-4℃まで下がり非常に寒かったものの、 明るい日中にしまなみ海道の景色を楽しめた。

区間 地点 距離(km) クローズ時刻 到着時刻
スタート ウインク球場西側 公園 0.0 - 01/08 00:00
通過チェック1 道の駅みつ 16.0 - 01/08 00:44
通過チェック2 坂越公民館 38.6 - 01/08 01:42
PC1 笠岡市立カブトガニ博物館 153.5 01/08 10:16 01/08 07:36
通過チェック3 椋浦休憩所 因島観光案内図 220.1 - 01/08 11:15
通過チェック4 展望休憩所 サイクリングロード看板 255.0 - 01/08 13:10
PC2 鷲ヶ頭山 山頂 268.2 01/08 17:52 01/08 14:11
通過チェック5 岩田健 母と子のミュージアム 284.5 - 01/08 14:59
PC3 来島海峡展望館 323.3 01/08 21:32 01/08 17:04
通過チェック6 鞆の浦 常夜灯 421.8 - 01/09 03:30
通過チェック7 笠岡市立カブトガニ博物館 448.7 - 01/09 04:48
PC4 坂越公民館 563.0 01/09 13:32 01/09 11:04
通過チェック8 道の駅みつ 585.8 - 01/09 12:06
フィニッシュ 姫路市勤労市民会館 601.6 01/09 16:00 01/09 12:52

スタート - PC1

前日は午後から新幹線で姫路に移動し、夕方からは仮眠のために駅近くのカラオケへ。

あまり眠ることはできなかったが、22時30分にカラオケを出て、輪行を解除してスタート地点へ移動し、受付を済ませる。

スタートからしばらくは信号が多いため、他の参加者5人程度でまとまって走行して、最初の通過チェックまで。

意外とここで休憩を挟む人が多かったが、私はまだ休憩する予定ではなかったので一人で出発。

少しすると、ちょうど同じくらいの走行ペースだったatu-hayaさんと合流し、だべりながら走行。

真っ暗のなか、通過チェックの坂越公民館に到着。

今回の私は60kmおきに休憩する予定だったので、60kmを過ぎて最初にあったコンビニ(66km地点)でatu-hayaさんと別れて休憩。

このご時世、イートインスペースは使えなかったので外で食べるしかないのだが、 幸い風がほとんどないとはいえ、既に気温は氷点下になっていて寒かったので、用事を済ませ次第そそくさと再出発。

意外と斜度がきつい伊坂峠を越えるとひたすら平野部。

夜空には満天の星空が広がるが、放射冷却のため気温は-3℃〜-4℃ととても冷え込んだ。

再びatu-hayaさんと合流し、125km地点のコンビニで休憩。

玉島を過ぎて平野部が終わった所で、atu-hayaさんに膝のトラブルが発生したため、ふたたび一人に。

走り始めてしばらくすると、聞き覚えのある声が後ろから聞こえてきた。

振り返ると0時30分スタートのふぃりりんさんと、今回がブルベ初挑戦だという女性キャノンボーラーほのたろーさんが。

せっかくなので次のPCまで、と少し列車に乗せてもらう。

ここで、ふぃりりんさんのバイクでスローパンクが発生していて対処するとのこと。

どうせ抜かされるので先に出発させていただいた。

PC1 - PC2

186km地点のコンビニで補給ついでに、寒さで電池がいきなり切れてしまったヘルメットライトとパワーメーターの電池を交換。

その最中にふぃりりんさんとほのたろーさんに抜かされた。

再出発して196km地点からはしまなみ海道へ。

尾道大橋を使って向島に渡り、次の因島に渡るまでは通常のサイクリングコースだが、因島大橋を渡ったあとで通常とは逆向き、因島水軍スカイラインを通るコースに入り、 通過チェックの看板を撮影。

撮影していたら後ろからふぃりりんさんとほのたろーさんが追いついてきた(向島のコンビニで抜いたもよう)ので、再びしばらく同行させていただいた。

お二人は瀬戸田町の観光案内所で観光しに行ったので、またお別れし、自分は大三島に入ってすぐの246km地点のファミマで休憩。

大三島も普通とは逆周りの、人通りの少ないコース。

瀬戸内海らしい景色を眺めながら、サイクリングコース途中にある通過チェックの看板を撮影。

ついで大三島の最高峰、鷲ヶ頭山の山頂までヒルクライム。

気温は10℃を超え、暑くなってきたのでグローブを脱いで淡々と登りをこなす。

山頂の少し下から見える景色は素晴らしいの一言。

最後のダート区間もちゃんと走ってPCの山頂に到着。

PC2 - PC3

来た道を引き返して慎重に下った後、通過チェックのミュージアムを撮影。

伯方島に渡って302km地点のコンビニに休憩のために入った所、休憩中だったふぃりりんさんとほのたろーさんと三度目の邂逅。

これもご縁ということで、しばらくご一緒させていただくことに。

来島海峡大橋ではちょうど夕日の時間と重なって良い写真が撮れた。

来島海峡大橋を渡りきって四国本土に上陸して、PC3に到着。

PC3 - PC4

PC3到着後すぐに再出発して来た道を折り返す。

あっという間に日は落ち、だんだんと気温も下がってくる。

ふぃりりんさんがずっと先頭で引っ張ってくれるので、かなり速いペースで次々と橋を渡る。

ただし、平地では後ろに着くことでなんとか二人についていけるのだが、登りになると力の差が如実に出るので、かなり頑張って踏んだ。

いろいろと楽しくおしゃべりしながら、休憩無しで向島までずっと走り続けた。

せっかくだから帰りは向島から尾道までは渡船にしよう、ということで久々の乗船。

尾道側の乗り場すぐ横に尾道ラーメン店があったので3人で飛び込んで、ラーメンと牛丼セットを堪能した。

403km地点で私は仮眠場所に予定していたインターネットカフェに到着したので、600kmを一気に走行するお二人と別れた。

このインターネットカフェはシャワーおよび洗濯機があり、日本縦断2700でも宿泊候補なので、下見を兼ねて。

残念ながら個室のフラットシートは空きがなかったので、普通のフラットシート席へ。

シャワーは無料、コインランドリーは洗濯300円、乾燥100円だった。

今回は洗濯はせずにシャワーのみ浴びて、5時間程度滞在した。4時間程度眠れたので満足。

午前2時40分に再出発し、往路とはすこし異なるルートで通過チェックの鞆の浦へ。

途中、寝ないで走行しているであろう参加者を4人ほど抜いて、448kmの通過チェック、二度目のカブトガニ博物館へ。

468km地点で一旦休憩。この日も非常に冷え込み、気温は-2℃程度。

玉島・倉敷ではかなり信号につかまった。

寒さに耐えて走っていたら日が出てきて、少しずつ気温も上昇。

往路では真っ暗で周囲が何も見えなかった吉井川沿いの道も、景色が良い道だったことが分かる。

伊坂峠を再び越えて、535km地点のコンビニで最後の休憩。

国道250号に沿って赤穂市街地を通過し、最後のPCの坂越公民館に到着。

PC4 - フィニッシュ

相生発電所の横を通過して国道250号に復帰して、最後の通過チェックへ。

交通量がとても多く、撮影のために横断歩道を渡るのに時間がかかった。

最後はゴールまで弱い追い風を受けて東進。

自転車を姫路市勤労市民会館の駐輪場に停めて、エレベーターで3階に登って受付の部屋に入ると、泥のように眠るふぃりりんさんとほのたろーさんが。

眠る2人に挟まれながらゴール受付手続きを行い、36時間52分でゴール。

ゴール後

ゴール後1時間ほどだべって、起床したふぃりりんさんとほのたろーさんと一緒に姫路駅まで帰る途中、リアのスポークが折れた。

折れたのがゴール後で本当に良かった。

姫路駅で3人で記念撮影して、それぞれ家や宿に。

気温が低かったこと以外は良コンディションのはずなのに、結構疲れたので、やはり寒い時期の長距離は負担が大きいということを再確認したブルベだった。